美容ライターとして活動することになりました
美容ライターとして活動することになりました
ライター初心者の私が、記事の書き方のコツをいくつか学んできました。
そして、記事の書き方を勉強したことを活かし、このたび美容ライターとして活動することになりました。
ライター業は、日記みたいに書きたいことを自由に書いても、読み手は最後まで読んでくれないんだと改めて実感したのも事実。。。
ここでは同じようにライターを目指す方へ、ライター初心者だった私、今すぐ取り入れることができるちょっとしたコツをご紹介したいと思います!
タイトルを見て最後まで読みたいと思うか
沢山の記事から、「コレを読みたい!」と自然に選んでもらうコツは、ずばりタイトル。
読み手が必要としている情報がタイトルでわかれば勝ちも同然!
限られた文字数の中で、伝えたい内容の結論を出してしまうのもテクニックのひとつなので、タイトル決めは慎重に行うことが大切です。
大切なのは目次の順番
記事を書くには、段落ごとの整理がまず必要。
作文を書く授業で学んだように、記事の内容にも起承転結を心がけましょう。
同じ内容でも、結論を最初に出す場合と最後に出す場合では、臨場感が異なるのです。
書き手のテクニック次第で、結論までのドキドキ感が楽しめますので、内容によって使いわけるのも良いですね!
専門用語をつかわない
記事では、万人がわかる単語で書くことがマスト。
専門知識があると、気づかないまま業界用語を使ってしまうこともしばしば。。。
専門用語を説明したければ、補足として表を作成してみたり、文字ではなく絵や画像で解説すると見やすいメリットも出てきます。
やりがちな落とし穴は、感情の押しつけ
自分が感動したことや面白いと思ったことだと、記事が書きやすいんです!
高揚した気持ちを伝えたくて
感動!感激!と表現するのは、感情の押し付けにすぎないのです。。。
感動を感じるのは、書き手ではなく読み手。
感動的だった出来事や事実を記述し、読み手自ら感動してもらえることが理想なのです。
インパクトを出すには数字を取り入れよう
例えば、
「今から3つの保湿ケアポイントをお話します」と、
「今から保湿ケアのポイントをお話します」では、どちらが引きこまれますか?
実は前者の方が、3つなら最後まで聞いてみよう!とか、3つなら覚えれそうだ!などの感覚になりやすいことがわかっています。
日にちや個数、年齢など、積極的に数字をアピールすることで信頼度が増す目安にも。
以上、今すぐ使える5つのコツをご紹介いたしました。
そして私は今、美容ライターとして美容初心者でもわかりやすく化粧品を選べるような記事を書いています。
目標は、私が書いた記事を読んでその商品を使ってもらえるようになること!
実際に対面できなくても、美容知識の提供ができる喜びを励みに、これからも頑張っていきます!
私がライターとして活動しているサイトはこちら
私が書いた記事はこちら
「【無料】パーソナルカラーで肌の色がわからない人向け!自己診断のやり方教えます!」
https://shitaji-bijin.com/special/personal-color.html
「美容部員が解説!SK2の化粧水が高くても人気の理由は?効果の秘密を教えます」
https://shitaji-bijin.com/lotion/sk-2.html
「ファンケルの美白セットでシミを狙い撃ち!2019年最新アプローチとは?」
https://shitaji-bijin.com/kit_coffret/fancel_whitening.html
「ヒフミドの口コミ評価が高い理由は?乾燥肌と敏感肌に抜群の効果」
https://shitaji-bijin.com/kit_coffret/hifmid.html
最後まで読まれる記事を書くためのお作法 ⑤章
最終章の5章では、pv数が上がるテクニックや注目されるためのお作法を4つご紹介していきます。
【お作法 その㉓】オンリーワンの記事にするには臨場感を出す
大きな話題を取り上げる場合、他社の記事でも同じネタが取り扱われる事があるでしょう。自分が書いた記事が、他社と概ね同じ内容だなと思われてしまわないためのコツ!それは取材時の具体的な会話や、エピソードを盛り込むことです。ここでしか読めないインタビューや独自コメントを盛り込むことで、読者はもっと読みたいと興味をもってくれます。取材時の臨場感を盛り込むことが、他社との差別化に繋がる秘訣なのです。
【お作法 その㉔】自分の感情をそのまま伝えると読者は引いてしまう
自分が感動したことをそのまま読者に伝えたい!そう思うことは当然かもしれません。ですがここで落とし穴が。自分がいくら感動!や、感激!を文章で色々表現しても読者は感動しません。書き手の感想を押し付けられた感じがしてしまうのです。読者自ら感動してもらうためには、感動的だった出来事や事実を記述するだけで十分。その事実を読むことで、読者が自ら感動的になることが理想なのです。
【お作法 その㉕】 この記事読みたい!と注目されるテクニック集
ここでは、より魅了的で上質な記事だと思わせるテクニックご紹介します。
1)人物名から書き始める
記事の閲覧数を上げるには、文章やタイトルの書き出しを人物名から書くことです。
何が書いてあるかイメージしやすいので、読者の興味を引くために試みてみましょう。
2)求め合う言葉がないか探してみる
名詞と動詞では、求め合う言葉があります。恋をする→恋に落ちる のほうがドラマチックです。良いにおい→良い香り のほうが綺麗な印象を受けます。そのように、1ランク上の求め合う言葉があると印象的な記事になるのです。
3)インパクトを出すには数字を入れる
年齢や個数、日付や価格などの数字。曖昧なニュアンスで表現するより、具体的な数字を入れることで頭に残りやすくなります。具体的な内容となるため信頼度も増します。積極的に使用しましょう。
4)タイトルは1点フォーカスか全体フォーカスか選択できる
目につくタイトルは、読者の興味を引くためにとても重要事項です。タイトルの文言を選ぶ時に、メインとなる内容の1点に絞って書くと情報量は限られますが、インパクトは大です。逆にタイトルに沢山内容を盛り込みたい場合は、ターゲットは広がりますが情報量は分散するので少なくなります。
どんな人に読んでもらいたいかによって、タイトルのフォーカスを1点か、沢山盛り込む全体かで使い分ける事ができます。
【お作法 その㉖】 総仕上げはスキルUP特集
1)インタビューするときは、「なるほど!」・「それはどんなふうですか」の連呼
誰かに取材をする際に使えるテクニック。相手からの情報を沢山引き出す時に使えるのが、共感と引き出しです。質問の回答に対して、こちらがすごい!と共感することで、相手は自分のことを受け入れてくれたと思います。すると、どんどん語ってくれるのです。また予想外の答えが返ってきたときは、「どういうことですか」と質問返しをしてみて下さい。そこには新しい発見があるのです。インタビュー時は、共感と引き出しを繰り返しぜひ意識してみてください。
2)感想やレビューを書く時は、思いをそのまま書かない
新しい化粧品の使用感のレビューを記載するときに注意したい事。例えば、「この化粧水はさっぱりしすぎて物足りなかった」のように、感じたことをそのまま書いてしまうと、素人が書く口コミになってしまいます。私達が記事にするときは、感想の理由を掘り下げていくのです。なぜこの化粧水はさっぱりと感じたのか。なぜ物足りないと感じたのか。これを考えることで、読者には説得力が増すのです。
「この化粧水は皮脂抑制成分が配合されており、過剰皮脂をケアしたい方に効果的です。そのため使用感はさっぱり処方です」と原因を突き詰めると、読者に丁寧な記事になります。
3)1,500文字以上の文章には事前の盛り上がり要素が必要
①章を振り返ります。文章を書く前に、手書きで一覧表を作成し、段落ごとに優先順位を決めましょうと述べました。1,000~1500文字を目安に1枚の一覧表を作成すると記事がまとまりやすいのですが、問題は長文を書く時。1章で学んだ一覧表を章ごとに作成しましょう。1章ごとに優先順位をつけることで読者は飽きずに読むことができるのです。だらだら書いては途中で離脱されてしまいます。
4)一覧表をスムーズに書けると得られるノウハウ
1章で述べた優先順位を決めていく一覧表の作成ができると、あらゆる場面で活用できます。例えば企画書を立案したい時です。どんな企画にしたいかのテーマを決めます。そのテーマに沿った要素で、企画概要・企画意図・企画な内容などについて必要なものをどんどん書いていきます。次に取捨選択をし優先順位を決めるのです。
このスキルを行うか行わないかで、企画書の濃さ且つシンプルさに差が出てきます。一度身につけると、優先順位をいかにシンプルに把握し文章にするノウハウが得られます。これは地道に訓練したいところです。
5)記事をレイアウトする時も一覧表テクニック
記事には文章だけではありません。イメージに沿う画像や、読みやすい配置も必要スキルとなります。一覧表の1段落目から順に書きながらも、読者の印象に残りやすいようなレイアウトが大切です。どこを目立たせたいか、レイアウトに関しても手書きで一覧表の作成をしましょう。優先順位を考えながら、配置の大きさを決めます。インパクトを与える記事の秘密は、手が込んだ書き手の深いテクニックが盛り込まれているのです。
以上のお作法㉖を活用するだけで、素人の記事から一気に最後まで読まれる記事に変身することでしょう。正解はありませんが、大切なのは基本的なルールを身に着けながらも柔軟に対応することです。自分目線のではなく、いつも読者目線で。くどくなく丁寧な記事を。いつしかあなたには、あなたの記事を心待ちにするファンがいることでしょう。自分のために、読者のために。応援しています。
最後まで読まれる記事を書くためのお作法 ④章
第④章では、削った後こそ必要な【品のある文章】のテクニックをご紹介。
今度は上品・丁寧・サービス精神のある文章を目指します。
【お作法 その⑰】 シンプルにしすぎるとぶっきらぼうなイメージに
例) この冬売上No.1化粧水 →→→ この冬に売上No.1の化粧水
シンプルを求めることで、 名詞で終わらせる体言止めの多様や、名詞ばかりを並べてしまうことも出てきます。少しぶっきぼうに感じる時は、敢えて助詞をプラスしてみましょう。
【お作法 その⑱】 この・これ・それ・あれ・指示語を使わないサービス精神を
例) 私はこの化粧水の使用感が好みだ →→→ 私は美白化粧水の使用感が好みだ
指示語は、長い文章をまとめる時には非常に便利です。ですが多く使うことで、本意と異なる意図となってしまう可能性があるのです。例文の指示後は美白化粧水を指していますが、文章の前後で保湿化粧水が出てきた場合、読者は混乱してしまいます。
指示語の多用ではなく、具体的に置き換える事でストレスなく読まれるのです。文章に指示語を使わない優しさも提供してあげましょう。
【お作法 その⑲】 専門用語やわからない言葉は書かない
限られた業界でしか通用しないwordは書かないに尽きます。一般的な用語に置き換えて、読者に手間や負担を与えないことが大切です。人から聞いた聞き慣れない固有名詞や、参考資料の難しい用語も要注意です。
【お作法 その⑳】 自分基準の記事は書かない
例) 人気の化粧水 ・ 私らしい雰囲気
人気とありますが、どう人気なのかは書き手基準で読者はわかりません。同様に私らしいも、どんなイメージが私らしいのかは、読み手はわかりません。記事では、誰から見ても納得できる根拠を具体的に教えてあげる親切さが必要です。検証やデータを示すことで、初めて人気と書けることでしょう。
【お作法 その㉑】 頭が悪そうな印象を与えてしまうやりがち文章例
例) ①デパコス化粧品は、有名ブランドの化粧品です →→ 高級な有名ブランドの化粧品をデパコスと呼んでいます。
②私は、今回デパコスの化粧水を買った →→ 私は今回、デパコスの化粧水を買った
③【】・(補足)・!!・? 等の多用
①では主語と述語が同じ化粧品になっています。これでは間抜けな印象に感じられてしまうこともあるので、言い換えの工夫をしてみましょう。
②では文頭の1発目の読点に注目です。1発目の読点は、音読しながら書いていく時に陥りがち。読点の場所を後に置くことで、上品な仕上がりになるテクニックがありますので今すぐ確認をしてみましょう。
③強調したい時に良く利用したくなる 【】や(笑)、補足をしたいときの( )。過剰に使うと下品さを感じる印象になってしまいます。本当に目立たせたい時だけに使用し、くどさがでないように文章で工夫しましょう。
【お作法 その㉒】 〇〇こと、〇〇もの、は減らしてみる
例) 保湿化粧水はドライ肌にオススメのものです →→ 保湿化粧水はドライ肌に適したスキンケアです
このように置き換えることで具体的なイメージにつなげることができます。また、〇〇こと の連続使用もくどいので避けましょう。
最後まで読まれる記事を書くためのお作法 ③章
2章でご紹介したお作法を駆使しても、実は書き手初心者がまだまだ陥るダラダラ文章。3章では、更にスマート化させるため専門的なテクニックを一挙公開してきます。
【お作法 その⑮】 更に削れるよくある文言
・~という〇〇
よく使用されがちな ~という は、なくても通用する場合があります。これをなくすことで断定した感じが強くなるため、信頼感が増すテクニックです。
・代名詞の繰り返しは省いてよし
例) 今人気の保湿化粧水はセラミド配合アイテム。こちらの保湿化粧水の効果は、、、、
のように、保湿化粧水と言う主語が連続で続いている場合、2文目は省いてみましょう。省いて意味が通じればOKです。
・修飾語を削る
例) 保湿力がとてもあるセラミド化粧水 →→→ 保湿力があるセラミド化粧水
とても~~と言う修飾語は、ここぞと言う時に使用すると強調されて使いやすいですが、普段使いであれば省いてしまいましょう。実はあまり意味がないとされています。
・脱線wordや、あいまい表現は省く
例) ここで余談ですが、 少し話は変わりますが、 個人的には、 〇〇かもしれません
色々内容を盛り上げたくて、つい余談話を入れてしまう時もあります。その場合、明らかに記事が長くなってしまいます。本当に書きたい事実が書いてあれば脱線話は割愛してしまいましょう。
他にも、〇〇かもしれません などの弱気wordも断定できないなら使わないほうが策です。
【お作法 その⑯】より具体的なプロのテクニック
・断定表現にすることで信頼性がわく
例) 保湿力が高い成分はセラミドだそうだ →→→ 保湿力が高い成分はセラミドだ
このように、人から聞いた内容が事実なのであれば、断定表現にしてしまいましょう。〇〇だそうだ だと決定打に欠けてしまい頭に残りません。
・複数の修飾語は、長い文字のものから並べるとスッキリ
例) 水分保持機能が高く / 水分油分の両方の作用がある / 保湿成分は /
セラミドである
→→→
水分油分の両方の作用があり、水分保持機能が高い保湿成分は、セラミドである
というように、セラミドに対する修飾語の順番を長い文字のものから並べてみましょう。読み手が息苦しくならないテクニックのひとつです。
最後まで読まれる記事を書くためのお作法 ②章
2章では、よりスマートな記事にするための修正テクニックを7つご紹介していきます。
【お作法 その⑧】文章は商品のパッケージと同じ
書いた文章は商品のパッケージと同じです。商品の見た目が可愛かったり、興味が湧けばものを購入するように、文章では見た目のイメージや、視覚的に気になる配列であれば、読む気になってしまうのです。
他にはリズムも大切です。音読した時に、繰り返しの語呂が連なっていないかのチェックも同時にしていきましょう。記事から声は聞こえません。見た目やリズム感で読者を心地よくすることは、書き手のテクニックであり必須な仕事なのです。
【お作法 その⑨】重なるwordを見つける
書き上げた文章を読んでいくと、同じ単語が繰り返されたり、文節や文末が同じ言葉で終えている所が見えてきます。ダブっている文章を発見したら、他の言葉に置き換えられないか工夫してみて下さい。
「~~しました。」が何度も連続していると、折角書いた文章が小学生の作文のように聞こえます。また過去の内容を文章にしたい時、文末に過去形が連続で続いてしまうと単調で、リズム感に欠けてきます。より読みやすくしたいなら、過去のことでも、現在形と過去形を混ぜて用いることも大切です。修正時のコツは、間違い探しをしているように重複箇所を探していくと、修正作業も楽しくなります。
【お作法 その⑩】勘違いをさせないための国語スキル
さてここでは国語の復習が必要になってきます。一文一文を見ていく際、この主語はどこの述語とセットなのかを当てはめていくのです。主語述語には、どんな?などの修飾語や被修飾語も存在しています。それらがきちんと噛み合っているかを確認をしないと、書き手の意図ではない内容が読者に伝わってしまう可能性があります。
修正作業中は、どこの何がどうなったのか!のように、すばやく始点から終点まで把握するスキルも身につけていきましょう。
【お作法 その⑪】息苦しい文章にさせないコツ
文章を一文読み終えたあとに、ふぅ~~~っと息切れしまう事があります。この原因は、視覚的に長い文字が連なっていたり、修飾語の関係が分かりづらい時です。そのような時は読点をつけて文を区切ってしまいましょう。視覚的にも、読点があると隙間が生まれスマートに見えるのです。
【お作法 その⑫】読む気が失せない秘訣
例えば単行本を読もうとした時、漢字だらけのページだと読む気が失せてしまいせんか?文章も同じです。漢字ばかりが目立つと、一瞬で目を離したくなります。逆に、ひらがなやカタカナばかりでも、スカスカした印象があり内容が軽薄に感じてしまいます。そのため今度は、文章の段落に目をつけてみましょう。パッと見た時に、漢字とひらがなのバランスが心地よいかどうかを改めて見るのです。段落の第一印象も大切!見た目に繋がってきますので、文字の修正も行っていきましょう。
【お作法 その⑬】絶対間違えてはいけない表現
当たり前ですが、事実をしっかり調べ上げた内容を記載しないといけません。絶対気をつけないといけない例として、アピールしたいキャッチコピーがあります。「史上初の~」とか、「〇〇地方初」と表記したい場合。本当に史上初なのかの真実をしっかり取材しないと大変なことになります。一見わかりにくい単語や特殊な名詞の並びの場合は、正しい表記からコピペすることも安全策です。必ず間違えないようしましょう。
【お作法 その⑭】修正部だけを確認しない
段落ごとで、語呂を少しづつ修正していくと思いますが、そこで終了!ではないのです。実際に最初から全体を通して読んでみると、途中でリズムやテンポがずれていることが発覚します。そうなると読者は読む気が一気に失せてしまします。途中でスクロールされないために、修正したら最初から何度も読んでみることを怠らないで下さい。
次の3章では、もっとレベルアップが可能な専門的なテクニックをご紹介していきます。
最後まで読まれる記事を書くためのお作法 ①章
一体何を書いたら、人は文章を最後まで読むのだろうか?
あなたは興味のある内容を調べたいときに、最後まで読みえた文章と、途中でやめてしまった文章があると思います。
一体、この違いは何なのでしょうか。
記事を書く側としては、最後まで読んで頂きたいと思うはずです。
最後まで読まれる記事って?そこに理由はあるの?
なんとそこには、複数のマジックアクション いわゆる【お作法】が存在することがわかったのです。
今回はそのお作法について5章にわけ、㉖のテクニックを紹介していきたいと思います。これを読めば、最後まで読まれるノウハウが身につき、記事を心待ちにするファンが増えることでしょう。
【お作法 その①】テーマ(コンセプト)と、何を話したいのかの内容を明確にする
記事に一体何が書かれているかがわかる一番の判断材料はテーマです。読者はテーマだけを見て読みたいかを決める程。まずは読まれるためのテーマを決めましょう。
惹きつけるテーマの語呂は後からで大丈夫です。テーマが決まったら、それを深く落とし込んでいくための内容を決めていきます。
内容で考えることは、
(1)何を(どんな事を伝えるの?)
(2)どれから (何から順番にする?)
(3)どのくらい (どこを重点的にしたいか) です。
この内容を明確にしないと、途中で何を書きたいのか彷徨ってしまします。まずはテーマと内容をざっくり手書きでメモしていきましょう。
【お作法 その②】メモする秘訣は箇条書きで事実の収集
完読されるには、テーマに必要な事実の収集です。テーマに対して、まずは伝えたい内容の事実を箇条書きにして、複数集めることからはじめてください。記事に誤認がないように、正しい情報をまず収集していきます。その事実を書き出すヒントとして、【誰が、何を、いつ、どこで、なぜ、どうやって】 に当てはめてみましょう。この情報が網羅されていれば、ひとまずの情報収集はクリア!
【お作法 その③】内容の中身で何を!どれから!どれくらい!を決める
手書きで収集した内容から、今度は必要な情報を選ぶ作業に入ります。重複するものは省いたりしてみましょう。
次に選んだ内容の順番を決めていきます。最初はどの順番がいいか迷ったりしますが、色々順番を変えたりして、文章の流れの工夫していきましょう。
内容の順番を決めたら次はメリハリをつけることが大切です。1個1個のカテゴリーが単調で強弱がないと、まるでお経を読んでいるみたいに頭に入っていきません。内容の中から、どこにボリュームを置きたいのか!どこをアピールしたいのか!の重要レベルがわかるようにメモしておきましょう。
【お作法 その④】決めたものを一覧表にまとめるメリット
お作法③までの内容を、ここで初めて一覧表にしてまとめる作業に入ります。実はこのまとめ作業が、のちに文章化していく時に彷徨ってしまうスパイラルを防いでくれるのです。方法は1枚の新しい紙を用意し、お作法③のメモ内容を清書していくイメージで手書きで書いていきます。
そして次に、この中からどのカテゴリーを強くアピールしたいのか! 重要レベルを1~3程度決めます。さらっと流す内容はレベル3というように、段落ごとの強弱を記載します。それをすることでメリハリが生まれ、躍動感がでてきます。更には一番伝えたいテーマが見えてくるのです!!
一番最初に、自分自身が書きたかったテーマと一致しているかがここで擦り合わせすることも可能となります。
書きたい内容を文章化するまでに、この工程を何回も繰り返し訓練していきます。最初はめげそうになってしまいそうですが、繰り返すことでだんだん感覚が身についてきます。最後まで読まれる記事を書くためという目的のために、ここはとても頑張りたい所です!
【お作法 その⑤】 ここで改めて捨てる内容があっても良い
お作法④で頑張って完成させた一覧表を、ひと息ついてから改めて見てみましょう。
本当に必要な内容だけが書いてあるのか判断してみるのです。私もそうですが、最初はとても必死に情報を集めます。そして、色々紹介したくなるのです。でも実際は情報過多すぎて読者は混乱し、飽きてきてしまうこともあります。ここでいらない内容だと思ったら、思いきって捨ててしまいましょう。その勇気が、実はとっても大切なのです。
【お作法 その⑥】 結論を一番最初に言ってしまおう
このブログでもそうですが、最後まで読まれるためのマジックアクション【お作法】がある!と冒頭で書きました。例えば流行っている曲も、曲のサビがとても魅力的だと最後まで聴きたくなりますよね。逆にサビが頭に残らない曲は、途中で聴かなくなってしまうでしょう。記事に戻してみると、最初から結論がわからない内容は最後まで読まれないのです。出し惜しみしたい場合は別ですが、一般的に読者が惹きつけられる記事にしたいのであれば、結論を一番最初に伝えてしまうのです。
【お作法 その⑦】ここで初めてパソコンを触る
手書きで作成した一覧表をもとに、ここで初めてパソコンを使い、内容を文章化していくのです。実際文章を入力していくと、語尾はどうしたらいいのだろうか?文末はどのように統一したらよいのか?などで悩んできます。言葉遣いで悩むときがくるのです。
そうなると、見事に途中で進まなくなります。書いては消し、進んでは戻る。その繰り返しに陥ります。私もそうです。不のスパイラルに完全に陥りました。でもここでは、完成度が低くても最後まで文章化してしまいましょう。文章化して見直す時に初めてどこを修正したら良いか見えてくるのです。何度も読んだり、口頭でアウトプットすると効果的です。誰かに伝えるように語りながら読んでみてください。徐々に修正すべき点が見えてきます。
まだこの段階では未完成のため文末の言葉遣いはまだ後回しでOKです。
ひとまず全て入力をしたら、早速言葉遣いの修正作業に入りましょう。
2章では何から修正していくかをご紹介していきます。