最後まで読まれる記事を書くためのお作法 ①章
一体何を書いたら、人は文章を最後まで読むのだろうか?
あなたは興味のある内容を調べたいときに、最後まで読みえた文章と、途中でやめてしまった文章があると思います。
一体、この違いは何なのでしょうか。
記事を書く側としては、最後まで読んで頂きたいと思うはずです。
最後まで読まれる記事って?そこに理由はあるの?
なんとそこには、複数のマジックアクション いわゆる【お作法】が存在することがわかったのです。
今回はそのお作法について5章にわけ、㉖のテクニックを紹介していきたいと思います。これを読めば、最後まで読まれるノウハウが身につき、記事を心待ちにするファンが増えることでしょう。
【お作法 その①】テーマ(コンセプト)と、何を話したいのかの内容を明確にする
記事に一体何が書かれているかがわかる一番の判断材料はテーマです。読者はテーマだけを見て読みたいかを決める程。まずは読まれるためのテーマを決めましょう。
惹きつけるテーマの語呂は後からで大丈夫です。テーマが決まったら、それを深く落とし込んでいくための内容を決めていきます。
内容で考えることは、
(1)何を(どんな事を伝えるの?)
(2)どれから (何から順番にする?)
(3)どのくらい (どこを重点的にしたいか) です。
この内容を明確にしないと、途中で何を書きたいのか彷徨ってしまします。まずはテーマと内容をざっくり手書きでメモしていきましょう。
【お作法 その②】メモする秘訣は箇条書きで事実の収集
完読されるには、テーマに必要な事実の収集です。テーマに対して、まずは伝えたい内容の事実を箇条書きにして、複数集めることからはじめてください。記事に誤認がないように、正しい情報をまず収集していきます。その事実を書き出すヒントとして、【誰が、何を、いつ、どこで、なぜ、どうやって】 に当てはめてみましょう。この情報が網羅されていれば、ひとまずの情報収集はクリア!
【お作法 その③】内容の中身で何を!どれから!どれくらい!を決める
手書きで収集した内容から、今度は必要な情報を選ぶ作業に入ります。重複するものは省いたりしてみましょう。
次に選んだ内容の順番を決めていきます。最初はどの順番がいいか迷ったりしますが、色々順番を変えたりして、文章の流れの工夫していきましょう。
内容の順番を決めたら次はメリハリをつけることが大切です。1個1個のカテゴリーが単調で強弱がないと、まるでお経を読んでいるみたいに頭に入っていきません。内容の中から、どこにボリュームを置きたいのか!どこをアピールしたいのか!の重要レベルがわかるようにメモしておきましょう。
【お作法 その④】決めたものを一覧表にまとめるメリット
お作法③までの内容を、ここで初めて一覧表にしてまとめる作業に入ります。実はこのまとめ作業が、のちに文章化していく時に彷徨ってしまうスパイラルを防いでくれるのです。方法は1枚の新しい紙を用意し、お作法③のメモ内容を清書していくイメージで手書きで書いていきます。
そして次に、この中からどのカテゴリーを強くアピールしたいのか! 重要レベルを1~3程度決めます。さらっと流す内容はレベル3というように、段落ごとの強弱を記載します。それをすることでメリハリが生まれ、躍動感がでてきます。更には一番伝えたいテーマが見えてくるのです!!
一番最初に、自分自身が書きたかったテーマと一致しているかがここで擦り合わせすることも可能となります。
書きたい内容を文章化するまでに、この工程を何回も繰り返し訓練していきます。最初はめげそうになってしまいそうですが、繰り返すことでだんだん感覚が身についてきます。最後まで読まれる記事を書くためという目的のために、ここはとても頑張りたい所です!
【お作法 その⑤】 ここで改めて捨てる内容があっても良い
お作法④で頑張って完成させた一覧表を、ひと息ついてから改めて見てみましょう。
本当に必要な内容だけが書いてあるのか判断してみるのです。私もそうですが、最初はとても必死に情報を集めます。そして、色々紹介したくなるのです。でも実際は情報過多すぎて読者は混乱し、飽きてきてしまうこともあります。ここでいらない内容だと思ったら、思いきって捨ててしまいましょう。その勇気が、実はとっても大切なのです。
【お作法 その⑥】 結論を一番最初に言ってしまおう
このブログでもそうですが、最後まで読まれるためのマジックアクション【お作法】がある!と冒頭で書きました。例えば流行っている曲も、曲のサビがとても魅力的だと最後まで聴きたくなりますよね。逆にサビが頭に残らない曲は、途中で聴かなくなってしまうでしょう。記事に戻してみると、最初から結論がわからない内容は最後まで読まれないのです。出し惜しみしたい場合は別ですが、一般的に読者が惹きつけられる記事にしたいのであれば、結論を一番最初に伝えてしまうのです。
【お作法 その⑦】ここで初めてパソコンを触る
手書きで作成した一覧表をもとに、ここで初めてパソコンを使い、内容を文章化していくのです。実際文章を入力していくと、語尾はどうしたらいいのだろうか?文末はどのように統一したらよいのか?などで悩んできます。言葉遣いで悩むときがくるのです。
そうなると、見事に途中で進まなくなります。書いては消し、進んでは戻る。その繰り返しに陥ります。私もそうです。不のスパイラルに完全に陥りました。でもここでは、完成度が低くても最後まで文章化してしまいましょう。文章化して見直す時に初めてどこを修正したら良いか見えてくるのです。何度も読んだり、口頭でアウトプットすると効果的です。誰かに伝えるように語りながら読んでみてください。徐々に修正すべき点が見えてきます。
まだこの段階では未完成のため文末の言葉遣いはまだ後回しでOKです。
ひとまず全て入力をしたら、早速言葉遣いの修正作業に入りましょう。
2章では何から修正していくかをご紹介していきます。