最後まで読まれる記事を書くためのお作法 ③章
2章でご紹介したお作法を駆使しても、実は書き手初心者がまだまだ陥るダラダラ文章。3章では、更にスマート化させるため専門的なテクニックを一挙公開してきます。
【お作法 その⑮】 更に削れるよくある文言
・~という〇〇
よく使用されがちな ~という は、なくても通用する場合があります。これをなくすことで断定した感じが強くなるため、信頼感が増すテクニックです。
・代名詞の繰り返しは省いてよし
例) 今人気の保湿化粧水はセラミド配合アイテム。こちらの保湿化粧水の効果は、、、、
のように、保湿化粧水と言う主語が連続で続いている場合、2文目は省いてみましょう。省いて意味が通じればOKです。
・修飾語を削る
例) 保湿力がとてもあるセラミド化粧水 →→→ 保湿力があるセラミド化粧水
とても~~と言う修飾語は、ここぞと言う時に使用すると強調されて使いやすいですが、普段使いであれば省いてしまいましょう。実はあまり意味がないとされています。
・脱線wordや、あいまい表現は省く
例) ここで余談ですが、 少し話は変わりますが、 個人的には、 〇〇かもしれません
色々内容を盛り上げたくて、つい余談話を入れてしまう時もあります。その場合、明らかに記事が長くなってしまいます。本当に書きたい事実が書いてあれば脱線話は割愛してしまいましょう。
他にも、〇〇かもしれません などの弱気wordも断定できないなら使わないほうが策です。
【お作法 その⑯】より具体的なプロのテクニック
・断定表現にすることで信頼性がわく
例) 保湿力が高い成分はセラミドだそうだ →→→ 保湿力が高い成分はセラミドだ
このように、人から聞いた内容が事実なのであれば、断定表現にしてしまいましょう。〇〇だそうだ だと決定打に欠けてしまい頭に残りません。
・複数の修飾語は、長い文字のものから並べるとスッキリ
例) 水分保持機能が高く / 水分油分の両方の作用がある / 保湿成分は /
セラミドである
→→→
水分油分の両方の作用があり、水分保持機能が高い保湿成分は、セラミドである
というように、セラミドに対する修飾語の順番を長い文字のものから並べてみましょう。読み手が息苦しくならないテクニックのひとつです。